Student Stories

HOME


  本校は、AFS日本協会という交換留学を支援する団体の指定校となっています。そのため毎年海外から本校へ留学に来る生徒と本校から海外に留学する生徒がいます。
 今年度は、Katjaさんがアメリカの高校から本校へ留学に来ました。反対に本校からは、スイス・フランス・アメリカへ3名の生徒が8月から10ヶ月間留学をします。いずれも女子生徒です。留学生の受け入れはホストスクールであることと供に幅広く在校生にも異文化を学んでほしいという狙いもあります。そのため、ホストファミリーも在校生のご家庭に協力を頂いています。
 さて、在学中に留学するということはいくつか考えなくてはならにことがあります。場合によっては大学生になってから、社会人になってから、なんて考える人も少なくないと思います。
 留学する生徒の悩みの一つとして「進級について」が挙げられます。留学する場合2つの方法があります。今いる学年に戻る「進級」と一つ下の学年に戻る「休学」という扱いです。どちらを選択するにせよ、留学前に帰国後の進路を決めなくてはなりません。「進級」の場合、帰国後の進度調整が大変になりますが、今いる仲間たちと一緒に卒業することができます。また帰国後は留学中のレポートを学校に提出しなくてはなりません。「休学」にする場合は、今いる学年から離れますが休学中の穴を次年度に取り戻すことが可能です。これは、将来のことも含めメリットとデメリットを生徒本人とご家庭、学年とよく相談し決める必要があります。
 しかし、内向き思考といわれている日本の若者が、10代の多感な時期に外へ外へという働きを見せるのは、本校の特徴でもあります。それをサポート出来る仕組みも12年という歴史のなかに培われてきました。
 Katjaさんも日本文化にたくさん触れ、たくさんの友人ができるようクラス全員はもちろん、学校全体で応援していきたいと思います。