いじめ防止対策

平成25年に「いじめ防止対策推進法」が制定されました。この法律では、いじめを次のように定義しています。

「この法律において『いじめ』とは、児童等に対して、当該児童等が在籍する学校に在籍している等当該児童等と一定の人的関係にある他の児童等が行う心理的又は物理的な影響を与える行為（インターネットを通じて行われるものを含む。）であって、当該行為の対象となった児童等が心身の苦痛を感じているものをいう。」（第二条）

本校ではこの法律に基づき、「土浦日本大学高等学校いじめ防止基本方針」を定め「いじめ防止対策室」を設置しています。

いじめ防止対策室では　①未然防止　②早期発見　③適切な対応　④再発防止　を基本方針の柱として、次のような取り組みを行っています。 

具体的取り組み

①未然防止

• 全校集会での講話
• ネットモラル勉強会の実施
• 生徒会と連携したいじめ防止標語ポスターの作成
• いじめ防止を定期的に生活目標に提示
• 教員研修会の企画・実施
• 教職員に対する定期的な情報提供および啓発
• いじめ防止に向けたホームルーム活動の研究と共有
• 対策室定例会でのいじめ防止対策案の検討　　など

②早期発見

• 「いじめ早期発見のためのチェックリスト」の活用
• 年３回のアンケート調査実施
• ２者・３者面談における生徒・保護者へのいじめ聴き取り調査　など

③適切な対応

• いじめ情報認知時における小委員会での即時調査・確認
• 対策室臨時会議での対策検討
• ケースにより外部専門家（臨床心理士・医師・弁護士）との連携　など

④再発防止

• 再発防止策の作成
• 被害生徒の保護・見守り（教育相談部との連携）
• 加害生徒への指導計画作成・実施（生徒指導部・担任・学年との連携）
• スクールカウンセラーによるカウンセリング（教育相談部との連携）
• 保護者との情報共有（担任・学年との連携）　など

県の相談窓口

茨城県教育委員会でも、いじめ問題対策の一環として、各種の相談窓口を開設しており、
心理カウンセラーや 教育相談の経験豊富な相談員が学校生活に関する様々な悩みについて相談対応しています。