つくばサイエンスツアー

　9月26日（水）に3学年～5学年の希望者を対象にサイエンスツアーを実施しました。

　本ツアーは，隣接する学園都市であるつくば市の研究施設を訪ね，最先端の研究に触れ，研究者や大学生との触れ合いを通じて，生徒一人ひとりが研究の仕方や大学での学びを知る機会と位置づけています。

　今年度は，本校からも毎年進学者を輩出している筑波大学におじゃましました。筑波大学に到着後は，職員の方からの大学説明に始まり，学生食堂にて食事会を実施しました。その後，筑波大学名誉教授の大嶋健一先生によるミニ講義「日常に潜む自然現象－元素を中心として－」を受講しました。生徒達からは，「内容も非常に興味深く，宇宙の誕生から日常に潜む元素までお話いただき大変勉強になった」，「本校で学んでいる化学の知識や考え方がさらに深まった」といった声が数多く挙げられました。講義後には，大嶋先生との質疑応答の時間も設けられました。

　講義後には，計算科学研究センター（COMA）に移動し，筑波大学が誇るスーパーコンピュータのOakforest-PACSシステムを見学しました。ビッグデータの解析や各種シュミレーションに用いられている大規模な機器を目の当たりにし，生徒達も興味深く見学をしていました。

　本ツアーを通じて，多くの生徒が大学での学びや最先端の研究に触れ，学習意欲が刺激されたようです。筑波大学の学生ボランティアや教職員の方々も温かく丁寧に生徒達と接してくださりありがとうございました。