高校生霞ケ浦ミーティング

 12月15日(日),高校生霞ケ浦ミーティング(ディスカッション)が行われ,土浦市内の高校生15名が「霞ケ浦の将来像~自然(調整サービス)~」というテーマで話し合いを行いました。本校からは,4年生の青山沙姫呂さん,下河邉敦子さん,島崎晴香さんの3名が参加しました。最初の自己紹介を兼ねての意見発表では,青山さんはケンブリッジのケム川とつくば市の花室川の水質調査の経験から感じた自然の浄化作用の重要性を,下河邉さんは生物多様性の低下による霞ケ浦の生態系サービス低下の問題点を,島崎さんは「下流汚染蓄積型」という他の水域と異なる霞ケ浦の特性踏まえて意識改革の必要性を訴えました。

 さらに,霞ケ浦の調整サービスに関するコーディネーターの問いかけに対して本校3名から「湖内の植生の多様性低下による温室効果ガス増加と気候安定化への影響」が問題提起され,これをもとに話し合いが進められました。

 終了後,「緊張した」,「レベルが高かった」と言いながらも,積極的に発言した3人からは,充実した2時間を過ごした満足感が感じられました。

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