ロボカップジュニア2020茨城ノード大会

 本校の第2アリーナを会場に「ロボカップジュニア2020茨城ノード大会」が11月23日(土・祝)行われました。自立型ロボット(※)を作成し「サッカー」「レスキュー」「オンステージ」の3部門の競技を行い,それぞれの部門でいくつかのカテゴリーに分かれて実施しました。サッカーは2台ずつのロボットが相手のゴールを目指す競技です。レスキューは災害現場に模したコースを進み,被災者に見立てたボールを救助することを目的とした競技です。オンステージはロボットを使って物語を演じ,ロボットの性能を発表します。そのような大会の茨城ノード大会を昨年に続いて本校で行うことができました。

 本校のロボットエンジニアリング部もレスキュー部門に5チームが参加しました。この日のために,それぞれのチームが工夫を凝らしてロボットとプログラムを作成してきました。前日までは順調に動いていたロボットも,環境が変わると誤作動をすることがあります。直前にしっかり調整しなければならないのもロボットの大会の醍醐味です。会場と練習場所の環境が違うため,練習では順調に動いていたロボットが誤動作し,修正をしたのですが,うまく動けないことがあったようです。それでもロボットはしっかり自立行動をしてゴールを目指してくれました。残念ながら入賞はなりませんでしたが,次に向けてしっかり経験が積めました。大会が本校を会場として開催されるため,競技に参加するだけではなく,本校生徒が大会運営をサポートしました。準備や片付けと大変でしたが,生徒のサポートもあり大会をスムーズに進行することができました。

 ※自立型ロボットとは事前に組んだプログラムを元に,ロボットが自分で状況を判断し行動するロボットであり,動き始めれば,人間が指示を送る必要はありません。

開会式。たくさんの参加者が集まりました

レスキューライン部門。黒い線をたどります

レスキューメイズ部門。空間を把握しながら進みます

オンステージ部門。ロボットがパフォーマンスを繰り広げます

サッカー部門。ボールを感知しゴールを目指します

参加者全員で集合写真

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