卒業生インタビュー

就職・大学院・大学へ進んだ先輩たちから中等での思い出を語っていただきました


2期生 清原 直樹 さん

東京理科大学理学部

第一部物理学科 卒業
東京大学大学院新領域創成科学研究科物質系専攻修士課程 卒業
キャノン株式会社 勤務

私が幼い頃から持っていた自然科学への興味は中等の6年間で更に強いものになりました。そしてそのことが, 自分を物理学の道
へと導きました。またその間に, グローバル化する社会におけるコミュニケーションツールとしての英語の重要性も感じてきました。
東京大学物性研究所では, 電子がもつスピンという磁石のような性質を利用して, 新奇な機能を持つ物質を研究しました。所属している研究室は海外の研究者の訪問・滞在が多く, 英語は必須です。中等の6年間において英語が身近な存在にあったお陰でスムーズに馴染むことが出来ました。


※ 清原君の論文が世界的科学雑誌"nature(ネイチャー)"に掲載されました。

  関連記事はこちら 


2期生 沼田 園子 さん

立教大学
法学部卒業
全日本空輸株式会社
(ANA)勤務

日大中等での6年間, 多くの先生方に支えていただきながら, 特に英語のスキルアップに力を入れました。
大学時代には積極的にさまざまな国を訪れ, 異文化に触れる機会を作りました。6年間で培った英語力は現地の人々とのコミュニケーションにとても役に立ちました。そして客室乗務員として働き始め, さまざまな文化や言語の違う方々と触れ合うにつれ, ますます世界共通言語としての英語の重要性を認識しています。
英語は, 自分の世界を広げ人生を豊かにしてくれます。イギリス研修から帰国する飛行機の中, 客室乗務員の方から「日大中等生のみなさまお疲れ様でした」という特別な機内アナウンスがあり, とても印象に残っています。
みなさんもぜひ恵まれた日大中等の環境を活かし,英語の学習に取り組んでください。


6期生 安蒜 麻友里 さん

日本大学松戸歯学部卒業
(卒業時 学長賞・病院長賞・千葉県知事賞受賞)
臨床研修歯科医

 私が土浦日大中等教育学校に進学したのは,海外研修と英語教育に魅力を感じたからです。研修として訪れたイギリスでは現地の人にアンケートを取りました。自分の英語が通じた時の喜びは忘れられません。当時から歯医者になることが夢だったので,各国での歯科事情を調べ,日本との医療の仕組みの違いに直に触れることができました。在学中にパワーポイントやワードを活用してプレゼンテーションに取り組んだ経験が,大学に進学してからも症例発表の際などに大変役立ちました。ネイティブの先生がインタラクティブフォーラムやスピーチコンテストなど,英語を学ぶ機会を与えてくださいました。様々なものに触れ,自分が何を好きか,何を学びたいか考えた6年間でした。
歯学部は6年間と長く,全身や口腔についての学びや国家試験の勉強は大変ですが,大学で出会う同じ目標を持った友人との絆は強く結ばれます。歯科医としてスタートラインに立ちましたが,これからも学び続けたいと思います。

 

 


6期生 鑢迫 玖実 さん

日本大学・法学部 卒業
茨城県信用組合 勤務

 私は幼い頃からからバレエを習っていました。厳しい練習にも耐えて続けてきたバレエなので, 受験生となった6年生でも続けたいと思っていました。受験生で勉強とバレエの両立をすることに迷ったこともありましたが,先生の後押しがあったおかげで, どちらも乗り切ることができ, 無事に第一志望に合格することができました。先生方には勉強以外のことに打ち込むのを理解して下さったことに感謝しています。受験勉強は6年になってから本格的にはじめました。夏休みは10時間くらい勉強し,夏休みに行われたStudy Campにも参加しました。Study Campでは非常に長い学習時間でしたが, 同じ学年の仲間と切磋琢磨して取り組むことができました。すごく勉強に集中することができ,参加して良かったです。
本校は高校受験がない分, 中学生のうちから大学に向けて考える機会がたくさんあります。ぜひこの6年間を有意義に使ってください。


7期生 後藤 颯太 さん

日本大学医学部医学科 進学

 土浦日本大学中等教育学校では, 6年間同じメンバーで様々な研修や, 文化祭, 体育祭などを行います。そのため, 受験期に入る頃にはそれぞれの目標を持ちながらも励ましあう仲間, そして先生方との強力な絆ができています。僕は, 日本大学で最難関の医学部を目指す過程において, その大きなバックアップを糧に受験に挑むことができました。本校の先生方は, 生徒ひとりひとりと親身に向き合ってくださいます。また, 課外授業などをフルに活用し,効率よく勉強することができました。※後藤君は,日本大学付属の高校生が受験する日本大学統一テスト(現在の基礎学力到達度テスト)のA方式(筆記試験・論文・面接)で医学部に合格し,現在大学2年生として医学を学んでいます。


7期生 片山 将希 さん

東京工業大学 第2類 進学
東京工業大学大学院 在学

 本校は, 進路決定の際に多様な選択ができる土台があります。志望校を決める際に,最初は筑波大学を目標としていましたが,高3の夏に先生から“もっと上を目指してみないか”と勧められ,得意教科が含まれている東工大を第一志望にしました。受験校が決まってからは,先生方にご指導いただきながら勉強を進め,第一志望に合格することが出来ました。朝7:30~夜8:00まで自由に使える自習スペースがあるのも,本校の大きな魅力です。

 


7期生 掛札 真由 さん 

東北大学 医学部 進学
東北大学大学院 在学

 本校の進路指導には大きく2つのポイントがあります。1つ目は,職員室にいる先生方のサポート体制です。教科数の多いセンター試験では, 多くの科目を勉強しなくてはなりませんでしたが, 各分野に特化した先生方から解き方や出題意図について指導を受けることが出来ます。
2つ目に前期課程からキャリアプランニングに関するイベントがあることです。早い時期から大学入試を意識し,気になる大学へは実際に足を運び進路決定のポイントとしました。このように時間をかけ目標に近づいていけるのも, 6年一貫教育のメリットといえます。


7期生 佐怒賀 悠 さん

早稲田大学 先進理工学部 進学
早稲田大学大学院 在学

 土浦日本大学中等教育学校には,勉強をする上で必要不可欠である様々な環境が整っています。クラスには互いを高め合える仲間がいます。勉強に疲れたときは,友人と話したりクラブ活動で体を動かし気分転換をしました。職員室には質問に懇切丁寧に対応してくださる先生方がいます。志望校を決める際や不得意教科の克服法について多くのアドバイスをしていただきました。学習環境だけでなく,「人」の存在が大きな助けとなりました。

 

 

ページの先頭へ戻る