本校GSコース卒業生・島田温人さんが挑む「感覚」で操作するBCIによる新しい未来
7月24日(木)
本校グローバル・スタディコース出身で,現在は慶應義塾大学環境情報学部3年の島田温人さんが,最先端のBCI(ブレイン・コンピュータ・インターフェース)研究に取り組んでいます。
島田さんは「何か自分で新しいものを作り出したい」という思いのもと,大学入学当初から幅広い分野に挑戦していました。
脳科学の授業でBCI技術に出会ったことがきっかけで,1年生の秋から研究会に所属し,本格的に研究を始めました。
現在は「手指における温覚・冷覚想起に関する脳研究」に取り組んでおり,思考による「熱い」「冷たい」といった感覚イメージをAIで脳波から読み取り,リアルタイムでVRゲーム内で魔法を発動できるような仕組みを目指しています。
被験者の脳波データを実験用デバイスや機械学習で分析し,使いやすいBCIの実現に挑戦しています。
将来的には,BCI技術をエンターテインメント分野だけでなく,身体が不自由な方の意思伝達やバリアフリー,異文化体験など,幅広い社会貢献につなげたいと考えています。
島田さんの熱意あふれるチャレンジの詳細は,慶應義塾大学様のHPにてご覧いただけます。
詳細はこちら
https://www.sfc.keio.ac.jp/magazine/students/h-shimada.html