校長通信 第1回

 令和4年度も4月8日の本日から始まりました。

 始業式は去年に続き各クラスに映像を配信するスタイルでの実施です。

 このコロナ禍はまだ収まらないでしょうが、今出来る最善を尽くして学校生活を豊かにすることに生徒教員が一丸となって取り組む約束を結びました。またエンブレムの誓いの世界人になるために、6年間かけてAMICITIA「友愛」の関係が築けるようにクラスやグループが変わってもVALENTIA「勇気」を持って新しい世界(グループ、クラス)に入っていって欲しいことをお願いしました。そして現在、世界で起こっている悲惨な出来事ウクライナへのロシアの侵攻については、ロシアそしてウクライナの歴史や文化、民族について書物を通して知ることこそが今私たちのできるベストのことなのだとお話ししました。遠い国のことですが、私たちが深く知ることによって将来何らかの形で関わることが出来るかもしれません。CPC(中等図書館)にコーナーを設けますので、是非知識を深めてください。

 遡ること2日前、20期生の入学式を挙行しました。今年は桜満開の春爛漫の日和でしたので、記憶にも鮮明に残る式典だったと思います。歓迎の言葉は生徒代表の山田美琴さんの中等生らしいスマートで見事なスピーチに登壇の先生や保護者役員の方からお褒めの言葉を沢山いただきました。また、新入生慶びの言葉は日本語で原大翔くんが、英語で西山三恵子さんがスピーチしてくれました。今年、印象に残ったのは両者とも友人作りについて述べていたことです。6年間様々な行事や研修を通して、将来に亘って付き合える人間関係、まさに冒頭でお話しした「友愛」の関係を築けるか、2年から6年生も是非今一度、新たな関係に「勇気」を持ってチャレンジしてみてください。

(入学式式辞抜粋)

 新入生の皆さん、入学おめでとう。いよいよ二十四の春夏秋冬が始まります。皆さんの制服の胸にはかっこいいエンブレムがあしらわれています。このロゴには対話、勇気そして友愛という意味のラテン語が刻まれ、世界で活躍する人となる誓いを示しています。

 このエンブレムの意味は本校の校歌にうたわれています。「ことばはゆきかう」「ことばは培う」は『対話』の大切さを意味しています。校歌の「豊かな世界に分け入る勇気」とは、はじめてのお友達と仲良くなる『勇気』です。思いやりを持って相手の目を見て対話をしてみてください。6年間さまざまな研修や行事で生活を共にする仲間です。友情よりもっと固い絆、『友愛』で結ばれ、きっと生涯の友となることでしょう。

 もうひとつ君たちが本校の生徒となるために家庭や学校生活で常に心の片隅において欲しいことがあります。それは「時を守り、場を清め、礼を正す」ということです。本校はノーチャイムスクールです。『時を守り』は、起床就寝時間を規則的にする、自分で時間をはかり授業時間前に席に座る。このように自分で時間を守ってほしい、ということです。また、『場を清め』は制服を整え、履物を揃え、席を立つ際は椅子を机にしまう。自分の身の回りの整理は心を整えることにつながります。「礼を正す」は、挨拶をする、返事をする、ということです。挨拶や返事は相手の存在を認め大切にしていくために必要なことです。これらの基本的な習慣が身につくと、自然に気持ちよく学校生活を送れるようになります。

 君たちの先輩たちは、この習慣を身につけることで自らの行いにけじめをつけ、高い志を掲げ、将来への夢の階段を一歩一歩確実にのぼっています。

 この伝統を新入生の皆さんが受け継ぎ、二十四の春夏秋冬を通してたくましく成長する姿を祈念し、式辞といたします。

始業式の様子

生徒代表 歓迎の挨拶

新入生慶びの言葉

令和四年四月六日

土浦日本大学中等教育学校
校 長 堀  切  浩  一

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