第5回 グローバル・エシックス(道徳授業)
ふと思い出す風景、慣れ親しんだ味など自分の心の奥底にある原風景や原体験は、今後の国内や海外研修で世界を広げる時のセンサーの役割を担ってくれるそうです。
その例として、海外経験豊富な校長先生は香港の臭豆腐、シンガポールのココナッツミルク、バンコクのナンプラーそして日本のお醤油、それぞれの匂いがその国の空港に降り立った時の匂いだと教えてくれました。実際に成田空港で醤油の匂いがするかはともかく、その国の特徴を嗅覚でインプットしているのだそうです。先生の原体験となる日本の醤油文化と比較して他国の特徴を捉えているといいます。
そこで皆のおふくろの味を発表しました。牛肉の赤味噌煮込みやハンバーグなど様々でした。こうして自分を表現することの大切さや他人を知ることの重要さを学びました。