第11回 グローバル・エシックス(道徳授業)

 南極には人が住んでいませんが、いったいどこの国のものでしょうか。答えは誰のものでもないので様々な国が基地を造って極寒の環境や気象の研究を実施しています。日本は昭和基地などが有名です。また日本海は正式な地図上の名称ですが、韓国の人は東海と呼びます。同じようなことはペルシャ湾の呼び名でも起こっていて、アラブ諸国ではアラビア湾とすべきだと主張しています。このように立場や見方によって名称が違うのには、それが誰のものかという所有意識がからんでいます。この自分と他人のものの区別は、その根底に欲求がからんでいます。自分のものにしたいという欲求が強すぎると諍いが生じます。その最たるものが戦争という形をとるのです。そうならないために所有から共有へと価値転換をはかるといいのですが、そう簡単なことではありません。また共有スペースの使い方も既成概念に囚われて苦労することがあります。たとえばトイレの男女区別です。これがないだけで小さい男の子を持つお母さんはどれだけ楽になるでしょう。未来の社会は今よりも平和で豊かなものになってほしいと誰しも願っています。それには皆さん一人ひとりが成長する中で他人の気持ちを考える余裕や人に分け与える勇気をもてることが鍵となるのです。

 

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